高純度石英ルツボ

Quartz Crucible manufacturing method

石英ルツボとは？

身の回りにある電子機器や家電製品、自動車、パソコンでの膨大なデータの処理、液晶テレビの画面に映る鮮明な映像、スマートフォンに組み込まれた多くの機能、これらは全て半導体によって実現しています。

半導体デバイスは、「シリコン単結晶」を薄くスライスして作る"シリコンウエーハ"という基盤の上に微細な電子回路を形成して作られています。

この「シリコン単結晶」は半導体デバイスの出発点となる重要な材料と言えます。

シリコン単結晶は高純度多結晶シリコンを「石英ルツボ」に充填し、引き上げ機の中でおよそ1,500℃に加熱・溶融して育成されます。

「石英ルツボ」は、シリコンウェーハを製造する際に使用される石英ガラス容器で、半導体製造においては欠かせない存在なのです。

JSQルツボの大きな特徴

“透明層の純度”と“気泡のレベル”を用途に応じてコントロールできることです。

当社では、原料粉の種類、各種溶融条件、様々な仕上げ方法の組み合わせなど、幅広い品質の石英ルツボの中からお客様のニーズや用途に適したルツボを提案させていただきます。

さらに、お客様とタイアップしながらシリコン単結晶の歩留や品質とルツボ品質との関係を解析し、その結果をさらに製品品質にフィードバックして、常にお客様のニーズに沿った製品の開発供給を進めています。

国内はもとより、アメリカ・ヨーロッパ・アジアなど世界に出荷され、それぞれのお客様から高い評価と厚い信頼を寄せていただいています。